不動産会社に買取をしてもらうときに必要な費用とは?
不動産売却にかかる費用は一体どんなものがあるのでしょうか。
この記事では、不動産を不動産会社に買い取ってもらう不動産買取で必要な「税金」と「その他費用」についてご紹介します。
不動産買取に必要な税金とは?
不動産買取には、以下の税金が必要です。
●印紙税
●登録免許税
●譲渡所得税
それぞれ、解説していきます。
印紙税
印紙税とは、売買契約書に貼る収入印紙の費用です。
印紙税は、不動産の売買価格によって支払う値段が変わってきます。
登録免許税
登録免許税とは、不動産の所有権移転登記をする費用のことです。
所有権移転登記の計算方法は以下のとおりです。
●土地:評価額の1.5%
●建物:評価額の2%
譲渡所得税
譲渡所得税とは、不動産の売却価格が購入価格を上回った場合に課せられる税金です。
譲渡所得の計算方法は以下のとおりです。
譲渡所得=売却価格ー不動産取得費用ー譲渡費用
売却した不動産の所有期間が5年以内の場合は、譲渡所得に39.63%をかけたものが譲渡所得税となります。
売却した不動産の所有期間が5年を超える場合は、譲渡所得に20.315%をかけたものが譲渡所得税となります。
不動産買取にかかるその他の費用
不動産買取には、税金以外にどのような費用がかかるのでしょうか。
ここでは、不動産買取に必要なその他の費用について解説していきます。
引っ越し費用
まず、1つ目が引っ越し費用です。
不動産買取後に住む場所を変える場合、引っ越し費用が必要になります。
不動産買取で得られる代金で賄おうと考えている場合注意が必要です。
不動産買取で得られる代金は市場価格の6〜7割ほどです。
そのため、思っていたよりも手元にお金が残らなかったという状況も考えられます。
引っ越し費用は別で置いておきましょう。
印鑑証明書の発行費用
不動産買取の契約をするには、印鑑証明書が必要になります。
印鑑証明書を1通発行してもらうのに300円必要です。
必要書類の再取得費用
不動産買取に必要な書類を、紛失などで再取得する場合は以下の費用が必要です。
●登記済権利証(登記識別情報):3万〜5万円
●土地測量図面・境界確認書:60〜80万円
●固定資産税納付通知書:約400円
●建築確認済証・検査済証:400円
●物件の間取り図、設備の仕様書:364円
必要書類を紛失した際は、費用が必要となります。
紛失しないように気を付けましょう。
まとめ
不動産買取に必要な費用について解説しました。
不動産買取はさまざまな費用がかかり、売却代金のすべてを得られる訳ではないので注意しましょう。
私たち有限会社さくしん住宅は、江戸川区を中心として不動産の買取などをおこなっております。
お客様のニーズに真摯にお応えいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
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