不動産売却と不動産買取の違いは?離婚時や相続する際の注意点とは?
何かのきっかけで、不動産を売却するケースがあるかもしれません。
その売却を検討した場合には不動産売却と不動産買取の違いがあり、離婚や相続で売却する際は手順と注意点を確認する必要があります。
このようなケースの不動産売却について、詳しくご紹介していきます。
不動産売却と買取契約の違いと注意点について
不動産売却の際に売る相手は、個人もしくは法人のお客様となり、不動産仲介業者が管理し、物件の売買に関与します。
そのため、不動産を売却する際には、仲介手数料がかかり、不動産会社などと媒介契約を結びます。
しかし、不動産買取は仲介手数料を掛けずに不動産を売却する事ができ、その相手方は不動産会社になります。
不動産買取には即時買取と買取保証があり、即時買取は最短3日長くても1ヵ月以内で売却することができ、内見もなく短期間で現金化することができます。
ですが、この場合は、相場より1割から3割ほど安く売却になります。
買取保証は、一定期間仲介に入り、その間に売却されないときには、不動産会社と事前に相談した契約価格で買い取ってもらうというものです。
離婚で財産分与する際の不動産売却と注意点について
もしも離婚してしまった場合、不動産の財産分与は、家を売却し現金化をすることや、相手の持ち分を買い取る方法があります。
この手順は、まず名義人を確認し、不動産の価値を調べ、分配をどうするかを決めます。
このときに、住宅ローンの残債があれば、支払いをする必要があり、ペアローンや、連帯債務、連帯保証人で借りている場合は、住宅ローンを完済しないと外すことができません。
また、財産分与を求める権利は、離婚が成立してから2年間で消えてしまうため、注意が必要です。
相続した際の不動産売却と注意点について
このケースの不動産を売却するときは人数によって変わり、単独の場合は売却がスムーズにおこなうことができますが、複数いたときは手順がいくつかあります。
まずは、遺産分割協議をし、話し合いがまとまったら、遺産分割協議書を作成し、相続登記をします。
この登記は、所有名義を変更することになり、その後、相続不動産を売却することになります。
こちらの不動産売却は、相続人同士で十分に話し合いをすることが大切です。
そして、売却時にかかる税金は、譲渡所得税がありますが、軽減制度や特例を受けられることもあります。
まとめ
不動産売却と不動産買取には、仲介が入ったり、売る相手が変わるという違いがあります。
そして離婚時には、現金化することができますが、住宅ローンの残債がある場合は、支払いをする必要があり、財産分与には期間があります。
また、相続による売却は、単独でないときは話し合いが重要となり、その結果手順を踏まえ売却する必要があります。
こうしたケースの不動産の売却時に、参考になればと思います。
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