戸建て住宅を売却するときに築年数が査定額に与える影響と対策方法
戸建て住宅の売却をお考えの方、建物の築年数がどのくらい査定額に影響を与えるのか気になりますよね？
この記事では築年数と査定額の関係や売却がなかなか決まらないときの対処法について解説していきます。
戸建て住宅を売却する際の築年数と査定額の関係
建物の資産価値
住宅などの建物は建てた直後から資産価値が減少していくものです。
あたり前ですが建物というのは建てた直後から劣化が始まるので、時間が経てば経つほどその価値は下がる傾向にあります。
仮に建物の状態が良いままだとしても、国が定めた建物の耐用年数により、築年数の経っている建物は価値が減少し続けます。
築年数による戸建て住宅の価格推移
戸建て住宅はマンションなどの建物に比べて資産価値の減少が早い傾向にあります。
一般的に、築10年の建物で購入時の5割ほど、築15年で2割ほどになり築20年になると価値はほぼ0になると言われています。
このように築年数が経ってしまうと建物の価値は無くなってしまうので、売却をお考えの方は早めに検討すると良いでしょう。
築年数が古い戸建て住宅の売却は難しい？売れないときの対処法
築年数の古い戸建て住宅は売れないと悩んでいる方や、諦めている方はいませんか？
確かにそのまま建物を売ろうとするのは難しいかも知れませんが、売れない理由と原因を明確にし、対処すれば古い住宅でも売ることは可能です。
売れない理由
古い戸建て住宅が売れない理由は大きく2つで、古い建物なので魅力がなく内覧時の印象も良くない、建物の老朽化が進んでいる、という理由です。
この場合、2つの対処法は異なりそれぞれにあった方法で解決が可能です。
魅力のない建物の場合
この場合は住宅のリフォームがおすすめです。
キッチンやお風呂場の修理、壁紙の交換など、日常的に使用する場所や、人の目につきやすいところをキレイにするだけで内覧時の印象が良くなり買い手がつきやすくなります。
また昔の建物という印象を変えるために外壁を明るく塗装するなどのリフォームも有効です。
築年数が古く老朽化も進んでいる場合
この場合は、戸建て住宅付きの土地として売りに出すか、不動産会社に買い取ってもらうことを検討すると良いでしょう。
土地として売りに出す場合は、リフォームや清掃の必要もありませんので手間が省けますし、家を買いたい方と土地を買いたい方の両方にアピールすることもできます。
購入を考えている方のなかには昔の建物をリフォームして住みたいという方もいますし、更地にして売るよりも購入者にとって都合が良い場合も多く売れやすくなる傾向にあります。
対策を講じても売れないときや、急いで売る必要がある場合は不動産会社に買取をお願いすると通常の売却額よりは安くなりますが、他の方法に比べ早く売却できるでしょう。
まとめ
築年数が古い戸建て住宅の売却について悩まれている方は多いと思います。
なかなか売れずにお困りの方もご希望の条件で売却できるよう、この記事を参考に自分にあった方法を探してみてください。
私たち有限会社さくしん住宅は、江戸川区を中心として不動産の買取などをおこなっております。
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