不動産取引の買取と売却仲介の違いとは?直接契約の6つのメリットもご紹介!
一般的に不動産の売却は、仲介業者を交えて買い手を募集しますが、この他に買取という方法で財産を処分できることをご存知でしょうか。
今回の記事では、これから建物や土地の売却を予定されている方のために、買取と仲介の違いについてお話します。
さらに、不動産会社に物件を買い取ってもらうメリットまで一緒に説明しますので、今後の参考になさってください。
不動産の買取と売却仲介の違いとは
業者に物件を買い上げてもらう方法と通常の売却では、どのような点が違うのかについて以下でチェックしていきましょう。
買主が違う
買取は不動産会社が直接買主となるのに対して、仲介の場合は一般の個人や法人などの方が買い手になる点が違います。
宣伝活動の有無の違い
買取は業者自身が売主から直接物件を購入するため、広告などを用いた販促活動がなく、購入希望者の内覧もありません。
一方で、仲介は広告や内覧などを経て成約となるため、販促活動の有無に関しても大きな違いです。
成約に至るまでの時間の違い
販促活動に時間を要する仲介に対して、買取のほうが成約スピードが早いことも異なる点です。
仲介手数料の有無
買取は業者に直接財産を買い上げてもらうため仲介手数料が必要ありませんが、仲介の場合には仲介手数料を不動産会社に支払う部分も相違点です。
契約不適合責任の有無
買取は、瑕疵(欠陥)が見つかっても、買主に対し契約不適合責任を負う必要がありません。但し特約でつける場合も稀に有ります。
一方、仲介での売却は、売主に対して契約不適合責任が適用される場合が多い点も、
2つの取引方法が異なる部分です。
不動産買取のメリットは6つ
不動産会社と直接契約を結ぶことには、どのようなメリットがあるのでしょうか。
成約までのスピードが早い
査定から成約までに掛かる時間が、平均3日から1週間と短く、スピーディーに売買契約が完了します。
内覧に対応しなくて済む
購入希望者(一般ユーザー)の内覧に対応せずに済むため住居を片付けたり、リフォームする手間とお金が掛かりません。
近所に知られずに物件を処分できる
売却活動をおこなわずに財産を処分できるため、近所の方にプライベートな情報が漏れることなく、取引を終えられます。
仲介手数料がかからない
不動産会社との直接取引になりますので、仲介手数料が掛からずに済む点も大きなメリットです。
条件の悪い物件を処分できる
老朽化が激しい中古物件や立地条件の悪い土地など、売れ残るリスクの高い財産を処分できます。
マイホームの買い替えを検討しやすくなる
査定後スピーディーに現金を手に入れられますので、新しい住居や土地の資金計画が立てやすいでしょう。
契約不適合責任が免除される
取引を終えた後に契約内容と異なる欠陥があった場合に、売主の責任が問われずに済むケースが多い点も安心です。
まとめ
買取は一般市場価格より2割前後はお安くなりますが、買い手が決まらなさそうな物件を速やかに処分できることが、一般仲介にはない最大の魅力です。
土地や建物が売れ残ってしまっている方や、少しでも早く現金を手にしたい方は、直接契約を検討してみてはいかがでしょうか。
私たち有限会社さくしん住宅は、江戸川区を中心として不動産の買取などをおこなっております。
お客様のニーズに真摯にお応えいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
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